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【 蹴球 】 サッカー北京オリンピック代表 壮行試合

北京オリンピックのサッカー日本代表チームがオールトラリアと対戦しました
オーストラリアも北京オリンピックに出場します

18人の代表選手が絞り込まれて初めての試合…
パス回しであったり、距離感であったり、ディフェンスの強さであったり、シュートの精度であったり…
とにかく内容がすごい重要な試合です…

前半34分に日本ディフェンスの連携ミスをオーストラリアに拾われ1点失点
こういう連携ミスは、今でよかったなぁ…と
これから本番までの練習で意識統一することで修正できます
ミスをした吉田選手はオーストラリアの長身選手にも負けないフィジカルの強さを見せていました
いいプレーも見せていましたから本番でミスのないように自分の長所を存分に生かしてもらいたいです

前半41分に日本代表が『らしい』パス回しから香川くんのゴールで同点に
左サイドでポイントを作っていた香川くんから右サイドの内田選手へ
内田選手がドリブルで切り込んですぐにパス
李選手がスルーし、森本選手がポストプレーで溜めて流したボールに走りこんだのが
最初に基点を作った香川君…
すごい流れるようなパス回しから本当にキレイな流れの中からの得点でした

後半の日本代表は壮行試合ということもあり積極的に選手交替をして、たくさんの選手をフィールドに送り込みました

モンテディオ山形の豊田陽平選手も後半途中から出場
185cmの体格を生かして大柄のオーストラリアDFと真っ向勝負のぶつかり合いでも負けないところを見せたし、デカイだけでなくスピードと力強さも見せていたと思います
FWなのでシュートシーンが見たかったですし、もっと周りの選手と連携するパスの受け渡しも見れなかったのですが、ちょっと残念
課題は見えましたが、これからの合宿や次の壮行試合でコンビネーションとか積極的に点を取りにいく動きを見せてもらいたいです

後半40分すぎに途中交替の3選手が絡んで逆転ゴールが生まれました
起点になった左サイドバックの安田選手にはもっとドリブルで仕掛けて欲しかったけど…
結果オーライ…むずかしいヘディングシュートが決まって2-1と日本が逆転勝利

壮行試合はもう1試合(対アルゼンチン)残っていますが、今日みたいに劣性だった試合を粘り強く勝利にもっていく姿勢が見れたのは本番を前に頼もしく思えましたよ
試合内容はほぼ日本ペースだったので、それが結果に繋がってよかったなぁ…と
次のアルゼンチン戦は試合展開でも劣勢になることが予想されるので、その中で『負けない試合』ってのを見せてもらいたいです

北京オリンピック本番では『勝つ試合』よりも『負けない試合』をするのも一つですからね
まずは次の試合まで、そして本番を想定して、しっかりと準備してもらいたいです
けっこう今のメンバーの試合は岡田ジャパンの試合よりも見ていてワクワクします…

by tom_motoki_o | 2008-07-24 21:22 | サッカー